クリスマスを控えて横浜・みなとみらい21(MM21)地区を盛り上げようと、スタンドアップパドルボード(SUP)やカヤックの愛好家が23日、サンタクロースの衣装に身を包んで横浜港に繰り出した。
横浜SUP倶楽部とNPO法人横浜シーフレンズが連携した「サンタ漕(こ)ぎ」と銘打つ恒例イベントで、約70人がSUPを楽しんだ。
サンタたちは、横浜市中区の大岡川桜桟橋を出発。大岡川を下り、港内の運河をゆっくりと航行。橋の上や汽車道を行き交う人たちに「メリークリスマス」と声を掛けていた。
この日に向け、横浜SUP倶楽部のメンバーらは水辺に捨てられたペットボトルや空き缶などを拾い続けてきた。サンタ姿の柿澤寛代表は「袋の中はごみだらけだが、きれいな横浜港をプレゼントできたはず」と笑顔で話していた。