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【動画】横浜Leaf献血ルームに行ってきた

話題 | 神奈川新聞 | 2015年6月14日(日) 21:31

「ブックカフェ」をイメージした待合・休憩室。採血後、リラックスできる
「ブックカフェ」をイメージした待合・休憩室。採血後、リラックスできる


 横浜駅西口のビル14階に1月誕生した「Leaf献血ルーム」。若い世代を取り込もうと「ブックカフェ風」にした内装がオープン当時話題になり、気になっていた。

 マンガなんでもう7、8年読んでいないし、雑誌も同じくらい買っていない。そういえば献血も1年以上していない。「〇〇離れ」してばかりと言われる20代。しかし離れてばかりではいられない。せっかく横浜駅直結の場所にあるんだし。

 ということで、オープンから5カ月、遅ればせながら仕事の合間に立ち寄った。




 平日の午後3時、待合室には女子高生の2人組と背広姿の男性が2人、マンガに集中する若い女性がいた。献血ルームでの女子高生遭遇率は高い気がする。


明るい待合室。「病院感」は全然ない 
明るい待合室。「病院感」は全然ない 


 すぐに受付へ。今回の献血の種類を選ぶ。

 女性は40kg(男性は45kg)以上あれば200mlと成分献血、50kg以上あれば400mlの全血献血ができる。

 体重48kgの記者は「どっちがいいですか」と聞き、今回は200mlの全血献血をすることにした。全血か成分か、需要は日々変わるそうだ。

 前回の食事から9時間がたっていたので、「何か食べてください」と食事を促される。ルームはフリードリンクだが食べ物の用意はないので、地下のコンビニでパンを買い、休憩スペースでコーヒーと一緒にのんびりと食べた。


お茶やコーヒーを飲みながらのんびり
お茶やコーヒーを飲みながらのんびり


 自分のタイミングで診察室に入り、医師による血圧計測と問診を受ける。前回の献血終了後にルーム内で体調を崩したことも記録されており「2回続けて体調不良になると、今後献血をお断りしなくてはならないんです」と現在の体調に念を押される。

 その後簡単な採血を行い、血色素量(ヘモグロビン)のチェックをされる。200mlの場合12.0g/dL以上が必要なので、貧血になりやすい女性はややハードルが高いかもしれない。実際に女性の3割弱がこの時点で引っかかってしまうそうだ。一方血圧は上が90あればOKなので、そこまで厳しくない。



 無事に条件をクリアし、いざ献血へ。献血用の針は直径1.4mm。普段の健診の針の刺さった感覚が「チクッ」なら、こちらは「ブスッ」という感覚に近い。しかし痛みはそれほど強くなく、すぐに採血が始まる。

 1分ほど経ったころ、腕の違和感が強くなった。採血管の振動が腕に伝わり、くすぐったくなってしまった。そのことを看護師さんに伝えるとすぐに改善された。「吸う力を少し弱くしました」とのこと。ほぼつきっきりで側にいてくれるので安心だ。


採血台からの風景
採血台からの風景


 気を紛らわすために、気になっていたことを聞いてみる。「200mlの全血は需要がないから捨てられることがあるって噂を聞いたことがあるんですけど…」

 看護師さんは「そんなことはありませんよ」と即答。確かに病院からの需要が多いのは400mらしい。200ml2人分よりは400ml1人分のほうが使いやすいという理由からだ。ただ、現場で「200×2か400×1かを「選ばせる」ことはないため、「もちろん200mlも大切に使います」とのこと。「とれる方からはしっかり400頂こう。でも体重が軽い方からはそれなりに、ということです」と丁寧に説明してもらった。きょう採血した血液は検査をへて、翌日には必要としている人の元へ届くという。

 実は前回の献血で倒れたのは「50キロあるかないか」の状態で400ml献血を敢行した結果だった。200mlでもきちんと誰かの役に立つ。無理は絶対に禁物だ。



 「抜かれている感覚」なども分からないまま採血終了。時間は10分もかかっていない。静かに針を抜いてもらうと、ささやかな安堵感を感じることができた。

 しかし大切なのはこれから。ベッドで十分な休息と水分補給を求められる。「200mlも水分を一気に失いましたから、その分を補ってくださいね」。そう言って看護師さんは机上にあったペットボトルの蓋をゆるめてくれた。

 「きょうは安静に。これから2時間は飲酒や激しい運動は控えてくださいね」という注意を受付でもらい、献血終了。再びコーヒーを飲みながら懐かしのマンガを30分ほどかけて4冊読んだ。高校生時代に大流行した同じ名前を持つ2人の女の子の物語。主人公の恋人が交通事後で亡くなるという驚きの展開になっていた。


雑誌やマンガが900冊!
雑誌やマンガが900冊!


 5日後、血液検査の結果が郵送されてきた。

 少子高齢化で減り続ける健康な現役世代に一人でも多く来てもらおうと各地の献血ルームが独自性を出している。同じく横浜駅西口の鶴屋町にあるルームは、「Leaf」とは対照的に、40代以上の男性をターゲットにした映画や音楽を用意して3月に改装オープンした。東京の秋葉原のルームでは近未来的な内装や「フィギュア」の展示が話題になった。

 自分もいつ輸血を必要とする状態になるか分からない。次回は1カ月後から可能とのこと。次は誰かと一緒に来てみたい。

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