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トラフグ水揚げ本格化 鍋シーズンの到来で需要増

話題 | 神奈川新聞 | 2016年12月22日(木) 02:00

水揚げ後、仕切られた水槽に移されるトラフグ=長井漁港
水揚げ後、仕切られた水槽に移されるトラフグ=長井漁港

 長井漁港(横須賀市長井)で、トラフグの水揚げが本格化している。「冬の味覚の代表格」ともいわれ、鍋シーズンの到来で需要が増加。今月に入って高値を付けているという。

 トラフグは主にはえ縄で漁獲され、お互いがかみ合わないよう1匹ずつ分けて港まで運ばれる。水揚げ後は仕切られた水槽に移され、築地市場(東京都中央区)や県内の料亭などに出荷。長井町漁業協同組合は「傷つかないようにていねいに扱っている」と話す。

 同漁協によると、漁は12月~翌年1月に行い、ここ数年の漁獲量は1シーズン2・5トン前後。1日平均約35匹、多い日には約80匹が同港に水揚げされる。

 同漁港で2003年にまとまったトラフグ水揚げがあって以来、同漁協などが稚魚の放流を開始。県水産技術センター(三浦市三崎町城ケ島)でも08年から種苗生産と、相模湾や東京湾での放流を本格的に始めた。

 
 

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