
市民団体が日ごろの活動成果を披露する「第68回横須賀市民文化祭春季行事」市民芸能発表大会が24日、市文化会館大ホール(同市深田台)で開かれた。横須賀文化協会加盟の10団体が参加し、琴の演奏や民謡、フラダンス、詩吟など多彩なステージを繰り広げた。
同協会や市などの主催で、毎年開かれている催し。今回は、大正琴による「南部蝉しぐれ」「祇園小唄」などの演奏や、あでやかな踊りのフラダンス、横須賀民謡連盟のステージいっぱいに響き渡る民謡、横須賀三曲会の邦楽演奏などが披露され、会場から大きな拍手が送られた。「日本人ならではの最高のおしゃれ」と題した着物の楽しみ方なども紹介された。
文化会館の市民ギャラリーでは、同文化祭の関連行事「市民手工芸展」(横須賀手工芸協会など主催)が26日まで開かれている。18団体と一般作品を合わせた618点を展示。ちぎり絵や刺し子、押し花、バードカービングなど手の込んだ作品が飾られている。