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市民と相互理解深め 外国人留学生がスピーチ大会

話題 | 神奈川新聞 | 2015年5月25日(月) 03:00

日本語のスピーチで相互理解の必要性を訴えた李さん=横浜市国際学生会館
日本語のスピーチで相互理解の必要性を訴えた李さん=横浜市国際学生会館

 横浜市内の大学・研究所などで学ぶ外国人留学生によるスピーチ大会と交流会が24日、国際学生会館(同市鶴見区)で開かれた。インド、中国、ベトナム、ブラジル人の留学生4人が母国と日本の交流の現状などについて報告。文化の違いを認識し、ステレオタイプな見方や偏見をなくす努力の必要性などを指摘し、来場した約40人の市民らと相互理解を深めた。

 会館では、31カ国・地域からの留学生108人が生活している。近年は日本の大学でも英語によるコミュニケーションが中心となり、日本語を学ぶ機会も減少しているという。今回の催しは日本語を学び、地域住民と交流する機会をつくろうと初めて企画された。

 インド人で慶応大大学院博士課程3年のジャヤクマル・ワサンタンさん(27)は「数学が苦手な私に、インド人はみんな数学が得意という人がいて困惑する。日本人もインド人も相手に対しステレオタイプな考えを持っている」と日本語で指摘。中国人で横浜市立大4年の李紅鶴さん(25)も日本語で、「いいです、大丈夫です」など日本語の曖昧な表現の真意を理解するのに3年かかったと説明。「みんな無意識に自分の方が正しいと思う傾向がある。グローバル化の中で新たな価値観を得て理解の幅を広げ、偏見や差別をなくし、寛容精神で交流しましょう」と呼び掛けた。

 ベトナム人留学生は、ベトナムでは第3言語として日本語の習得が増えている現状などを、日系ブラジル人留学生は日系人のアイデンティティー問題などを説明。最新の話題に参加者は熱心に質問を繰り返していた。

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