愛川町を訪れているロシアの若者たちが参加した国際交流演奏会が3日、同町三増の農村環境改善センターで開かれた。
若者たちはサハ共和国で太鼓演奏グループに所属する小中高生13人。同国の伝統だった太鼓文化の復活を支援しようと、同町のNPO「ユーラシアンクラブ愛川サライ」が中心となって5年前から研修のため招待しており、今回で4回目となる。
和太鼓の著名な演奏者の金子竜太郎さんが指導に当たった。演奏会では力強いバチさばきなど、3月30日から行われた研修の成果が披露された。
地元の県立愛川高校和太鼓部の卒業生ユニットや、厚木市を中心に活動する太鼓集団も参加して音楽を通じた国際交流を深めた。