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迅速搬入へ一元化 パシフィコの物流窓口ヤマト運輸が運営

話題 | 神奈川新聞 | 2015年4月1日(水) 14:10

ロジスティクスセンター開設にあたり握手を交わすパシフィコの鈴木社長(左)とヤマト運輸の田中支社長 =横浜市西区
ロジスティクスセンター開設にあたり握手を交わすパシフィコの鈴木社長(左)とヤマト運輸の田中支社長 =横浜市西区

 国内最大級のコンベンション施設・パシフィコ横浜(横浜国際平和会議場、横浜市西区)は1日、物流を一元管理する「パシフィコロジスティクスセンター」を開設する。ヤマト運輸が毎日、大量に運ばれる資材や荷物を一括納品。搬入時間の短縮を図ると同時に、海外への発送など施設利用者の幅広いニーズに対応する。国内のMICE(国際会議、展示会などの総称)施設では初の取り組みといい、施設の質を高め、年々激化する国内外の施設間競争を勝ち抜きたい考えだ。

 パシフィコでは年間千件超のMICEを開催。開催前後は、出展者らの荷物が運び込まれ、その数は1日約2千~4千個という。配送業者も複数にわたり、周辺の道路では、搬入を待つ業者の車両混雑が課題となっていた。荷物が施設に到着してから出展者の手元に届くまで、約6時間かかっていたという。

 同センターは、ヤマトがオフィスビルやショッピングモールなど全国約100カ所で実績のあるビル・タウンマネジメントサービスを応用。ヤマトが預かった荷物は近隣の物流センターでいったん集約、出展ブースごとに事前に仕分けした上で、パシフィコに運ぶ。これにより、搬入時間は2~3時間に短縮される。

 センターにはヤマトのスタッフが常駐し、他の配送業者の荷物も一元管理。ヤマトは他の業者から手数料を取り、預かった荷物を施設内の各ブースへと運ぶ。待機車両の数を減らす効果が見込まれるほか、スタッフが事前に主催者と打ち合わせをし、搬出入時間や物量の調整を図る。

 MICE期間中、出展者の梱包(こんぽう)資材を預かるサービスを国内で初めて導入。参加者に対しても手荷物の一時預かりや、市内など首都圏の宿泊施設への当日配送、海外への発送など多彩なサービスを展開する。

 センターはパシフィコが約800万円で整備。運営はヤマトに委託、無償でセンターのスペースを提供する一方、ヤマトは荷物の取扱量に応じた手数料をパシフィコ側に支払う。

 31日には展示ホールに設けた窓口カウンターで、パシフィコの鈴木隆社長とヤマトの田中一典執行役員関東支社長がテープカット。鈴木社長は「主催者らに役立つ支援サービスを広くアピールし、競争力の強化につなげたい」、田中支社長は「グループの総力を結集し、パシフィコのブランド力が向上するような提案をしていきたい」などと意気込みを語った。

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