4月の小学校入学を前に、平塚市浅間町の平塚八幡宮で29日、奨学祭「ランドセル祓式(はらいしき)」が行われた。子どもたちが毎日利用するランドセルをおはらいして、交通安全や学業成就、健やかな成長を祈願した。
午前の部には、境内にあるつるみね幼稚園などを卒園した33人と保護者が参加。ランドセルを背負った子どもたちは正座をして神妙な面持ちでおはらいを受け、玉串を奉納した。水色のランドセルの模様がお気に入りという女児(6)は「小学生になったら勉強を頑張りたい」。母親は「元気な学校生活を送ってほしい」と目を細めていた。