
小田原特産の練り物をアピールする「第19回小田原かまぼこ桜まつり」が28日、小田原城址公園(小田原市城内)の二の丸広場で始まった。
小田原蒲鉾(かまぼこ)協同組合の主催。同組合に加盟するかまぼこ業者が一堂に会し、かまぼこをはじめ練り製品がずらりと並んだ。
6種類のかまぼこを2回食べて同じ商品を当てる「ききかま大会」や、かまぼこ職人が魚のすり身を板に手早く盛りつける「板つけ」などの実演が行われている。
特設ステージにかまぼこ板を積み上げて高さを競う「かまぼこ板一夜城合戦」では、4メートル以上に積み上がり今にも崩れそうな板の“城”を来場客が固唾(かたず)をのんで見守っていた。
ききかま大会で全問正解した東京都文京区の会社社長の男性(37)は「歯応えや香りが異なり、どれもおいしかった。お城を間近に味わうかまぼこは格別」と話していた。
まつりは29日まで。午前10時から午後5時まで。
【神奈川新聞】