三浦海岸(三浦市)の浜辺で、穏やかな日差しを浴びながらダイコンが干され、海風に揺られている。
須原農園(同市南下浦町上宮田)では、海岸に設置した柵に青首ダイコンをつるして5日ほど乾燥させた後、10日ほど樽(たる)に漬け込む。シーズン中に7万~8万本の浅漬けのたくあんを生産する。年末に向け、現在がピークという。
同園の須原茂さん(57)は「今年はダイコンの出来がよい。最近は乾燥した天気が続いているので、浅漬けを作るには好条件」。天日干し作業は来年2月中旬まで続く。問い合わせは、同園電話046(888)3325。