秦野市内を走る県道62号の西大竹交差点から県道706号新橋交差点まで続く、県内で最も長い桜並木の愛称がこのほど、「はだの桜みち」に決まった。昨年9月から市民らを対象に名称を募集していた。
この桜並木は約6.2キロにわたり、約750本が植えられている。市によると、県内では他に5キロ以上の桜並木はないといい、県内一の長さを誇る。
市はPRのために愛称を募集。149件の応募の中から、同市戸川の男性会社員(43)の「はだの桜みち」に決まった。地元自治会や商工会議所などからなる選定委員は「覚えやすく親しみが持てる」「視覚的にも分かりやすい」などと評価した。
市は今後、沿道に愛称名を記した看板を10カ所、並木道の地図などを記した開設看板を2カ所設置して観光名所としてPRしていく。男性は「市民に永遠に愛される『みち』になってほしい」と話した。
【神奈川新聞】