三浦市内でカリフラワーの出荷がピークを迎えている。市農協はシーズン中に約6万箱(1箱約6キロ)の出荷を見込んでいる。
同市南下浦町松輪の杉野彰彦さん(34)方では、約200アールの畑のうち約30アールでカリフラワーを栽培。作業場では、大きさを選別し、変色を防ぐため花(か)蕾(らい)(白い部分)に付いた葉を取り除くなどしてから箱詰めしている。「ゆでて、甘みのある素材の味を知ってほしい。天ぷらや酢漬けにしてもおいしい」と杉野さん。
同農協が春キャベツ農家を中心にカリフラワーの栽培を奨励していることもあり、この数年で生産者が増えているという。