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伊東方成の業績紹介 出身の相模原で

話題 | 神奈川新聞 | 2016年12月10日(土) 02:00

毛筆手書きで「伊東方成展」のパネルを手作りした涌田佑さん。写真の説明文も手書きだ=相武台公民館2階コミュニティ室
毛筆手書きで「伊東方成展」のパネルを手作りした涌田佑さん。写真の説明文も手書きだ=相武台公民館2階コミュニティ室

 相模原市南区新磯野の相武台公民館で「郷土の偉人 伊東方成(ほうせい)展」が開かれている。方成(1832~98年)は相模原出身の蘭方医。幕末にオランダに留学し、明治天皇の侍医も務めた。同区相武台の文芸評論家・涌田佑さん(87)が個人でまとめた研究成果だ。

 老朽化のため9月に移転した同公民館のオープニング記念事業。涌田さんが同公民館の歴史サークルの指導をしている縁で、実現した。小学校だった建物を改修して広くなったコミュニティ室に、段ボール紙を使った手作りの展示パネルなど150点以上が並ぶ。看板や年譜、家系図など説明の文章はすべて涌田さんが毛筆で書いた。「展示会が春に決まって、頑張って作りました」と照れ笑いする。

 方成は相模原・上溝の医者、鈴木家の長男として生まれ、才能を認められ蘭方医・伊東玄朴の娘と結婚し養子に入った。弟が継いだ生家とは手紙のやりとりなど交流は続き、薬箱や手術器具などが今も同家の蔵に残されている。現当主(弟のひ孫)の鈴木邦雄さんの協力を得て、調査を続けてきた涌田さん。「幕末から明治にかけて多くの歴史上の人物と交友があるのに方成については研究者が少なく、あまり知られていない」と涌田さん。「藤沢市民病院の元院長・柏木政伸さんの論文にも助けられ、ここまで進められた。方成についてのまとまった展示会はおそらく初めてではないか」と話す。

 25日までで、入場無料。期間中、涌田さんによる伊東方成講座(土曜夜、資料代100円)や、ギャラリートークも行う。問い合わせは、同公民館電話046(256)3700。

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