三浦市の郷土資料館「チャッキラコ・三崎昭和館」で企画展「消防装備今昔展」が開かれている。明治~昭和期の消防装備品や、市内の小中学生が描いた防火ポスターなど約90点が並ぶ。来年1月10日まで。
明治初期に使われていた木綿製の防火衣と頭巾、昭和初期ごろに使っていた拍子木は、地元消防団の歴史を感じさせる。法被やイベントで使っている纏(まとい)も展示し、子ども用の消防服は試着・撮影することができる。
同館によると、三崎地区では明治中期から昭和初期にかけて大火事が相次いだ。常設の三崎町消防署は1951年11月、現在、三浦市消防本部三崎分署(三崎3丁目)がある場所に建てられた。
企画展は午前10時から午後4時まで。入場無料。水曜・木曜休館(12月28日~1月4日休館、5日開館)。問い合わせは、同館電話046(882)3156。