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パラ五輪の経験次世代へ生かす 成田選手らシンポ

話題 | 神奈川新聞 | 2016年12月2日(金) 15:30

シンポジウムに参加した成田選手(左)と山口選手=川崎市産業振興会館
シンポジウムに参加した成田選手(左)と山口選手=川崎市産業振興会館

 2020年東京五輪・パラリンピックを機に、「かわさきパラムーブメント」を広げるためのシンポジウムが1日、川崎市産業振興会館(幸区)で開かれた。今夏のリオパラリンピックで活躍した競泳の成田真由美選手らが登場し、障害者スポーツを通して見える現状と課題について訴えた。

 「かわさきパラムーブメント」は、誰もが暮らしやすい街を目指し、障害者スポーツの推進やボランティアの育成、交通環境の改善などに取り組む運動。

 成田選手は、「偶然誘われた(水泳の)障害者大会の会場が仙台で、おいしいものが食べられると思って参加した」と競技を始めたきっかけを紹介。「まだ才能に気付いていない選手の発掘も大事なこと」と話した。

 トレーニングを始めた後、車いす利用者が使える練習場所の確保に苦労した経験を踏まえ、「東京五輪に向けて多くの建物が造られると思うが、一人一人の意識が変わればバリアフリーになるはず」と訴えた。

 シンポには、リオパラリンピックのウィルチェアーラグビーで銅メダルを獲得した山口貴久選手も登場。同様に練習場所の確保を課題に挙げ、「代表選手なら多くの支援が受けられるが、一般の選手は経済的な負担も大きい。同じ競技でも格差が生まれている」と明かした。

 このほか、パネリストとして参加した日本パラリンピック委員会の中森邦男事務局長は「一般校に通う障害児にはパラスポーツに接する機会がない。専用の車いすや義足を使い、パラスポーツを体験できる環境を(一般の学校でも)整えるべき」と訴えた。同日は、成田選手に川崎市市民特別賞、山口選手に川崎市スポーツ特別賞も贈られた。

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