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「陛下のポニー」死ぬ 横浜・こども国 “160歳”老衰

話題 | 神奈川新聞 | 2014年7月29日(火) 03:00

天皇、皇后両陛下と対面するポニーのガルーチョ(奥)=2005年6月9日、こどもの国
天皇、皇后両陛下と対面するポニーのガルーチョ(奥)=2005年6月9日、こどもの国

横浜市青葉区の自然公園「こどもの国」は28日、天皇、皇后両陛下がアルゼンチン大統領から贈られ、同園が飼育していたポニーの最後の1頭が死んだと発表した。老衰とみられる。

同園によると、死んだのは雄のガルーチョ。1973年生まれで、人間の年齢に換算すると160歳近いという。

ガルーチョは79年に、皇太子さまらへのプレゼントとして、昨年死んだ雄のファルーチョとともに贈られた。両陛下は同園を訪れるたびに2頭と対面し、2009年にご一家で訪れた際には、当時3歳だった悠仁さまも餌やりなどをして親しまれたという。

ガルーチョは27日朝に自力で起き上がれず、呼吸が少し速くなるなどの様子が見られ、28日朝に死んでいるのが見つかった。雪印こどもの国牧場の森一樹飼育部長(63)は「5月ごろから少しずつやせてきて心配していた。最近の暑さが厳しかったのではないかと思うが、大変な大往生だった」と話している。

こどもの国は、両陛下の結婚記念事業として国民からの祝い金を基に整備され、65年のこどもの日に開園した。

【神奈川新聞】

 
 

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