1. ホーム
  2. ニュース
  3. 話題
  4. 「アミューあつぎ」開業2年半 集客好調も店定着に課題

「アミューあつぎ」開業2年半 集客好調も店定着に課題

話題 | 神奈川新聞 | 2016年11月25日(金) 18:51

開業2年半余が経過、クリスマス商戦を迎えたアミューあつぎ=厚木市中町2丁目
開業2年半余が経過、クリスマス商戦を迎えたアミューあつぎ=厚木市中町2丁目

 厚木市が異例の中心市街地活性化策として事業化に踏み切った官民複合施設「アミューあつぎ」(同市中町2丁目)が開業して2年半余が経過。年間来場者300万人超の高い集客力を維持しているが、商業ゾーンのテナント販売増には必ずしも結びついていないようだ。これまでに4店が撤退、年明けにも1店が閉店する予定。

 小田急グループのホームセンター運営会社「ビーバートザン」(本社・厚木市市泉町)は25日、アミューあつぎ2階に新規業態店を出店した。9月下旬に閉店した靴販売のフロア約640平方メートルを改装して工具類や塗料、木材などの物販に加えて工房を設けてサービス面にも力を入れる。

 工房では初級者が手ぶらで参加できるワークショップ、家具やレザーバッグの製作など本格志向のスクールも開催する。同社は「駅に近い立地条件や、同居する公共施設利用者からの認知されやすさなどを期待している。ものづくりの楽しさを体験できる店を目指したい」と話している。

 小田急本厚木駅前の中心市街地に位置するアミューは、販売低迷で閉鎖していた商業ビルを市が取得して官民複合施設として2014年4月にリニューアルオープン。最上階9階に映画館、8階に子育て施設、5~7階は貸し会議室などの市有施設、4階~地下1階の商業ゾーンには現在、20店が営業している。

 市によると、商業ゾーンの初年度売上高20億円の目標は達成できず、15年6月に大型家具店が早くも閉店。開業2年半で衣料や雑貨など物販の計4店が撤退し、来年1月にも1店が閉店する予定だ。

 今年4~9月のアミュー全体の来場者は約165万8千人で前年同期比で2%増加した。このうち商業ゾーンは約137万8千人で2%の増だった。

 市商業にぎわい課は「公共ゾーンは盛況で、その利用者が周辺の商店街を含めて買い物をしてもらうシャワー効果を狙っているが、購買規模の縮小やニーズに合った品ぞろえに悩む業者は少なくない。空いたフロアの借り手がなかなか見つからない現状にはない」と説明している。

 市は4月から毎月25日を「アミューの日」にして買い物客にプレゼントを用意する販売促進策を開始、年末商戦に向けた取り組みも強化している。

商業施設に関するその他のニュース

話題に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング