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鉄道コラム 前照灯(186) 
北辺の機関車たち(3) 意気軒昂なり、釧路のC11

話題 | 神奈川新聞 | 2014年4月4日(金) 12:00

標茶駅に到着した冬の湿原号
標茶駅に到着した冬の湿原号

 真っ黒な蒸気機関車は、白銀の世界がよく似合う。改めてそう思った。2月の釧路市訪問に合わせて、JR釧網線を走る「SL冬の湿原号」に乗車できた。

 冬の湿原号は、JR北海道のC11がけん引する臨時列車。2000年に運行開始し、毎年1~3月に走っているのだそうだ。名前は聞いてはいたが、遠い地だけに、乗るチャンスはないと思っていた。

 この時期の釧路市訪問が決まって、もしやと思って調べていたら、ちょうど運行期間内。便利なことにJR北海道のホームページから釧路発標茶行きの予約もできた。厳冬期のローカル線。客車5両編成。「そんなにお客がいるのかしら」。逆に心配になった。


C11と記念撮影しようと家族連れが並ぶ=釧路駅
C11と記念撮影しようと家族連れが並ぶ=釧路駅

 余計なお世話だった。空っぽだった朝の釧路駅。C11の汽笛が聞こえるころには、カメラを持った人たちが集まりはじめ、入線すると黒山の人だかり。子供は運転席で記念撮影も。

 乗ってみれば、列車はほぼ満席。日本人ばかりではない。隣に座ったのは台湾からの家族連れ。「雪が見たくて、2度目の北海道」。うれしそうに語った。道中ではタンチョウも舞い、終点・標茶駅では、地元コーラスグループが歓迎の歌声。

 反対のホームに回り、あらためてC11の雄姿を撮影。ディーゼル機関車の補助もなく、ここまでよく走った。これからも元気に、走り続けてほしい。(a)

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