
コンビニエンスストアのスリーエフは23日から、地元の高木学園女子高校(横浜市港北区)の生徒と共同開発したおにぎり2種を新発売する。
コンセプトは「ちょっとおなかのすいた放課後などに気軽に食べたいおにぎり」。女子高生のアイデアを商品開発に取り入れたい同社と、開発の実務に関わることで生徒の視野を広げたい同校の思いが一致し、4月から商業科マーケティングコースの2年生13人が、授業の一環で取り組んだ。
多くのアイデアの中から、市場調査などを経て商品化されたのは、放課後おにぎり「チズ子と明太子の友情」(税込み135円)と「た子とマヨ男の青春」(同150円)。「友情」は、ご飯にもち米を加え、もちもちした食感とあまじょっぱい味付けに仕上げた。アクセントにめんたいことチーズがトッピングされている。「青春」は、ご飯をソースで味付けし、タコとマヨネーズソースをトッピングしたたこ焼き風。
ネーミングも生徒が手掛け、同社広報は「当社の商品開発担当からは出てこない、女子高生の感性が詰まったおにぎり。世代を問わず食べやすいので、おすすめです」とPRしている。