二宮町川匂の農業・善波保雄さん宅のざる菊400株が見ごろを迎え、町内外から訪れる人たちを楽しませている。
酪農で使っていた放牧地約900平方メートルの敷地を利用し、12年前にざる菊栽培を始めた。近隣では「ざる菊の善波さん」と知られ、老人施設の一行が訪れることもあるという。
園内では白色の花が大半を占めるが「咲き始めは薄黄色で、開いて白くなる。その後、ピンクから赤へと色が移り変わるのが面白い」と善波さん。農園で取れた野菜などを直売し、来場客をもてなしている。
入場無料。国道1号川匂神社入口交差点から徒歩5分。問い合わせは、善波さん電話0463(72)1312。