飼い犬や猫の救急法やペットの防災について学べる講習が9月、横浜市内などでスタートする。主催のペット防災救急研究会は「いざというときに自分のペットを守るために必要な知識と技術を身に付けて」と受講を呼び掛けている。
人工呼吸や心臓マッサージ、止血といった日常生活におけるペットの救急法などを伝える基礎コースと、家屋倒壊時の救助法やロープの使い方、避難所への同伴避難といった災害時の対応を中心とした発展的なコースを設定。修了後、「ペットセーバー」の認定証を得ることができる。
講師を務める救急救命士の山本大樹さんは「犬と猫の対応は共通点が多い。ペットの命を守ることが第一だが、飼い主だけでなく、ペットトリマーやトレーナーなどにも役立ててほしい」と話している。12歳以上であれば受講可能で、同じ日に両コースを受けることもできるという。
受講料は各コース7500円(税別)。横浜では9月13日を皮切りに、年内は10月24日、11月28日、同29日、12月20日に開催予定。会場はいずれも八洲学園大学(横浜市西区)。さらに鎌倉市で10月4日、横須賀市では11月3日に講習を予定している。
申し込みはウェブサイトで。問い合わせは、同研究会事務局の佐藤直さん電話080(3327)9119。