
県内の市で空き家率が最も高い三浦市に今夏、使われなくなった物件の活用を進める「空き家レスキュー隊」が誕生した。昔ながらの街並みを残したいと願う不動産業者や1級建築士ら、同市三崎地区を拠点に活動する有志で結成。相談から改修まで、処分に悩む所有者を支える。メンバーは「空き家に困っている人たちの道しるべになれれば」と意気込んでいる。
レスキュー隊は住居、倉庫、土地など空き物件全般を対象に、所有者からの相談に応じるとともに、片付けや改修を請け負い、賃貸など新たな活用方法を探る。所有者を助け、物件を解体から救うのが主な“任務”だ。