コロナで苦境、販売法を模索

駅前の公共空間を活用して、新型コロナウイルスの影響を受ける飲食店を支援する社会実験が17~21日、藤沢駅北口のサンパール広場(藤沢市)で行われる。地域のにぎわい創出に取り組む一般社団法人「藤沢駅周辺地区エリアマネジメント」の主催。売り上げ減少などの問題を抱える地元飲食店に店舗とは別のテークアウト専用の場所を提供し、「ウィズコロナ」に対応した新たな販売様式の確立を目指す。
社会実験は「テークアウトパーク~おうちdeごはん」と銘打って企画。藤沢商工会議所会員など地元の有名店を中心に日替わりで1日当たり6店舗、計15店舗が出店する。
同広場内の一角にテント、テーブルを設置し、和洋中、エスニックなどバラエティー豊かな料理を取りそろえ、駅利用者や買い物客らを迎える。猛暑のピーク時での「3密」を避けるため、時間帯は午後3~6時に設定した。