特殊詐欺の被害を防ごうと、緑署と緑郵便局は13日、注意喚起のはがき7千枚の配達を始めた。同日には女子プロレスラーの尾崎魔弓さんが一日署長、アジャコングさんが一日郵便局長を務め、詐欺被害への注意を呼び掛けた。
はがきには2人の写真とともに「電話でキャッシュカード? おい、それサギだろ!」などとメッセージが記載され、横浜市緑区の高齢者世帯などに郵送する。
同区在住の尾崎さんは「安全で安心な緑区のため、皆さんで力を合わせていきましょう」。アジャコングさんは「一人でも多くの人を守りましょう」と叫び、こぶしを突き上げた。
署によると、同区で1~7月に発生した特殊詐欺事件は20件(前年同期比35件減)で、被害金額は約4300万円という。