他にはない神奈川のニュースを!神奈川新聞 カナロコ

  1. ホーム
  2. ニュース
  3. 話題
  4. 神奈川本大賞に「白バイガール」 2年ぶり開催

神奈川本大賞に「白バイガール」 2年ぶり開催

話題 | 神奈川新聞 | 2016年11月17日(木) 02:00

授賞式で実行委員会から賞状を贈られる著者の佐藤青南さん(右)
授賞式で実行委員会から賞状を贈られる著者の佐藤青南さん(右)

 神奈川ゆかりの作品を県民が選ぶ「神奈川本大賞」が2年ぶりに開催され、女性警官の活躍を描く「白バイガール」(実業之日本社)が大賞に輝いた。賞の質をより高めようと、初回の2014年と異なる選考方法で実施された。

 対象は15年5月からの1年間に国内で刊行された神奈川ゆかりの作品。実行委員会が神奈川新聞の読書欄「かながわの本」掲載リストをウェブ上で公開するなど、書店員や図書館員らから投票を募り、まず4作品に絞った。7月から県民を対象に2次投票を実施して大賞を決めた。

 「白バイガール」は神奈川を舞台に活躍する女性警官を描いた作品。授賞式は10月24日に都内で行われ、著者の佐藤青南さんは「本を読まなかった頃の自分に向けて書いた。多感な時期に接した本は心に残るので、特に中高生に読んでほしい」と話した。

 賞は紀伊国屋書店やサクラ書店などの有志らにより創設。初回は既刊も含め幅広く募集し、推薦コメント付きのノミネート作に投票する形式だった。実行委でオリオン書房の高野大輔さん(35)は「今回をベースに来年以降も充実させ、神奈川を本でつないでいきたい」としている。

 
 

図書館に関するその他のニュース

話題に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング