横浜・みなとみらい21(MM21)地区で展示・公開されている帆船日本丸の飯田敏夫船長が講師を担う大人向け連続講座が27日から、船内などで開かれる。近代遺産である同船の長期保存に向けて理解を深める狙いだ。
帆船日本丸記念財団(横浜市西区)が主催。初回は同日午後1時15分から、4本のマストやヤード(帆桁)の材質や取り付け方法などについて船長から学び、船内を見学する。
第2回は2017年1月15日、エンジンルームなど普段は入れない区画を船長が案内する「未公開ゾーン見学会」を開催。第3回は2月5日、船体の修繕工事の様子を船長の説明を受けながら見学する。
対象は高校生以上。参加費は第1、2回千円、第3回600円。事前申し込みが必要(第2回は12月15日から、第3回は1月5日から受け付け開始)。先着順で定員になり次第締め切る。氏名、年齢、連絡先を明記し、同財団宛てにメール(captain@nippon-maru.or.jp)する。問い合わせは、同財団電話045(221)0280。