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幽玄へ導く竹灯籠の道 高来神社でアートイベント

話題 | 神奈川新聞 | 2016年11月12日(土) 02:00

本番に向けて急ピッチで竹灯籠を作る町民たち=大磯町高麗の町生涯学習館
本番に向けて急ピッチで竹灯籠を作る町民たち=大磯町高麗の町生涯学習館

 秋の古社で幽玄の世界へ-。大磯・高麗山の麓にある高来神社を舞台に、竹灯籠と美術作品、音楽で神秘的な世界をつくるアートイベント「不思議神社」が12、13日に初めて開かれる。町内の竹林から切り出した孟宗竹(もうそうちく)をボランティアが3日間かけて加工し、幻想的な空間を演出。郷土の歴史を再発見するとともに、里山の保全と地域の交流を深めていく。

 地元のアートイベントグループ「大磯芸術祭」が主催。これまでは5月の大型連休中に企画してきたが、葉山芸術祭などからノウハウを学び、秋の夕べに開催することにした。

 竹灯籠は町内の虫窪、西小磯などで竹林所有者の協力を得て切り出した竹を利用する。3日間で延べ100人のボランティアがドリルで波や雲をイメージした模様を刻み、大小300個を製作した。

 「大磯は高齢化が顕著な町。竹あかりを通じてコミュニケーションづくりも狙いの一つ」。老若男女の有志が声を掛け合いながら共同作業で灯籠を作り上げていく光景に、実行委員の杉崎行恭さん(62)は目を細める。

 当日は約50メートルの参道の両側から、境内で展開される彫刻展、アンデス音楽や土笛演奏のライブ会場へと導くように、ほのかな明かりを照らす。

 杉崎さんは「町内には荒れた竹林も多い。地元のものを有効に使うことで里山保全にもつながれば」。そんな願いも込められた竹灯籠は、年明けの左義長で焚(た)き上げられるまで、町内の各種イベントで使われる。

 12日は午後4時半~8時、13日は正午~午後8時。雨天などの場合は点灯が中止される。問い合わせは、杉崎さん電話090(3574)7773。

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