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3カ月ぶり「聖地」に歓声 ビーチコート利用再開 平塚

話題 | 神奈川新聞 | 2020年7月17日(金) 05:00

3カ月ぶりに再開した湘南ベルマーレひらつかビーチパーク=平塚市高浜台
3カ月ぶりに再開した湘南ベルマーレひらつかビーチパーク=平塚市高浜台

 新型コロナウイルス感染症を受け、4月9日から利用中止となっていた湘南ベルマーレひらつかビーチパーク(平塚市高浜台)のビーチコートが16日、再開した。ビーチスポーツの“聖地”に3カ月ぶりに選手らの歓声が戻った。

 市は再開後の感染防止策として利用時間や人数を制限し、更衣室や室内シャワーも閉鎖する措置を取った。隣接する海水浴場が今夏は開設中止となっていることからビーチパーク職員を増員し、パトロールも開始した。

 再開初日の同日午前10時には砂浜に仮設した窓口で2団体が受け付け。ネットを張ったコートでサーブやスパイクなど約2時間の練習に汗を流した。

 同パークを拠点とし、2018年には国際ツアーを制した石坪聖野(さとの)選手と柴麻美選手のペアも練習に参加。長らく練習自粛を余儀なくされただけに石坪選手は「久しぶりのホームでの練習にテンションが上がった」と笑顔を見せた。

 主要大会の開催も見通しが立たない状況が続く。それでも石坪選手は「こんな状況だからこそ純粋にビーチバレーを楽しみたい」と前を向いた。

 
 

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