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「タマ公」像が来春横須賀へ 忠犬結んだ縁、形に 

話題 | 神奈川新聞 | 2016年11月10日(木) 02:00

五泉市立愛宕小学校に設置されている忠犬タマ公の銅像 (衣笠行政センター提供)
五泉市立愛宕小学校に設置されている忠犬タマ公の銅像 (衣笠行政センター提供)

 昭和初期に雪崩で遭難した飼い主を救ったことから、新潟県五泉市で知られる「忠犬タマ公」の銅像が、横須賀市に寄贈される。戦前、横須賀に住んでいた新潟出身者が市内に建てた石碑をきっかけに友好が生まれ、今も交流が続く両市。1頭の犬が遠く離れた土地を結んだ不思議な縁が、時代を超えて1つの形になる。

 タマは、新潟県川内村(現・五泉市)で猟師に飼われていたメスのシバ犬。1934年と36年の2度にわたり、狩猟で出掛けた山あいで、雪崩に巻き込まれた飼い主らを助けた。

 両足が血だらけになりながらも雪を掘り続け、命を救ったというタマ。美談として当時の新聞やラジオで取り上げられ、感激した新潟出身で海軍ゆかりの横須賀市民らが36年、衣笠山公園(同市小矢部)に石碑を建てた。碑文は元首相の小泉純一郎氏の祖父で横須賀市長だった小泉又次郎氏が揮毫(きごう)した。

 交流が深まったのは2002年、揮毫を知った村松町(現・五泉市)の小学生が、当時首相だった純一郎氏に「タマ公の偉業を全国に広めてほしい」と手紙を出したのがきっかけだ。以来、両市町の住民らが物産展や田植え活動などを通して交流。06年の同町合併後も親交は続き、09年には災害時相互応援協定を結んた。

 今年に入り、長年の交流の証として五泉市からの銅像寄贈が決定。タマ公の像は新潟県内に4体あるが、県外に寄贈されるのは初めて。来年3月に衣笠山公園で開かれる忠犬タマ公慰霊祭でお披露目される予定だ。

 五泉市の担当者は「両市の交流を飛躍させるシンボルになれば」と期待。衣笠観光協会の鈴木一男会長は「新潟にいた名犬を広める協力ができれば」と話している。

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