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「大道イルミネーションフェスティバル」
共生のクリスマスイルミ 秦野の公園、障害者ら手作り

話題 | 神奈川新聞 | 2018年12月9日(日) 02:00

色鮮やかに公園を彩るイルミネーション=8日午後5時ごろ、秦野市栄町の市立さかえちょう公園
色鮮やかに公園を彩るイルミネーション=8日午後5時ごろ、秦野市栄町の市立さかえちょう公園

 障害者施設の利用者や商店主らが手作りしたイルミネーションのイベントが8日、秦野市栄町の市立さかえちょう公園で始まった。クリスマスツリーなど色鮮やかな15基の電飾作品が園内を照らし、親子連れらの歓声が上がった。

 9回目を迎えた「大道イルミネーションフェスティバル」は、市障害者地域生活支援推進機構が運営する「ともしびショップゆめ散歩」や地元の大道商和会などが主催。「障害者週間」(3~9日)に合わせて開催している。

 午後5時前、高橋昌和市長らが参加して点灯式が行われ、発光ダイオード(LED)と白熱灯の青や赤、黄色の明かりが点滅を始めると、訪れた人から歓声が上がった。星などを飾り付けたクリスマスツリーや青い光が流れるように点灯する高さ約3メートルのトンネル形の作品などがあり、ハート形の作品の前で記念撮影を楽しむ人の姿も見られた。

 「ゆめ散歩」支援員の栗原純一さん(64)は「一つ一つ時間をかけて手作りした。寒い季節に明かりを見て、元気になってほしい」と笑顔で話した。推進機構事務局長の越光森茂さん(64)は「毎年、地域の協力で成り立っている。訪れる人の心を温め、地元の人と障害者の交流が深まるきっかけになれば」と節目の10回目に向けた思いを込めた。

 市立本町中学校吹奏楽部による演奏も披露され、イベントに花を添えた。点灯は24日まで毎日(日没から午後8時まで)行われる。

 
 

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