女子ボクシングの全国大会で優勝した伊勢原市立山王中学校3年の片柳歩美さん(14)が11月30日、同市役所を訪れ、髙山松太郎市長に報告した。
片柳さんは小学校1年からボクシングを始め、現在は平塚市内のジムに通う。10月7日に東京都大田区で行われた「第1回ジュニア・チャンピオンリーグ全国大会」に出場。地方予選を勝ち抜いた小学1年生から18歳までの男女が4階級で競う同大会のU-15(中学校3年生まで)の52・5キロ級で初代チャンピオンとなった。
学習塾に通いながら走り込みなどの練習を続けた片柳さんは、チャンピオンベルトを前に「不安だったが勝ててうれしかった」と振り返り、「プロの道で世界チャンピオンを目指すのも一つの手だと感じている。プロテストを受けても大丈夫なように、ジムに通って自分自身を強くしていきたい」と前向きに語った。髙山市長は「すごいこと。勉強と両方で大変だろうけど、頑張ってほしい」と激励した。