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青パト2台目導入 相模原・田名地区

話題 | 神奈川新聞 | 2016年11月9日(水) 02:00

新しく配備された2台目の青パト。関係者が見守る中、安全祈願を行った=相模原市中央区の田名公民館駐車場
新しく配備された2台目の青パト。関係者が見守る中、安全祈願を行った=相模原市中央区の田名公民館駐車場

 相模原市中央区の田名地区に2台目の青色回転灯防犯パトロールカー(通称青パト)が導入され、8日、関係者80人が出席して出発式が開かれた。1台目の走行距離は過去10年で地球2周を超える約9万キロ。ボランティアの乗務資格者166人という異例の規模が、防犯・交通安全に協力したいという住民意識の高さを物語っている。

 田名地区防犯協会によると、同地区は2006年9月から青パトの防犯活動を始めた。県警の講習を受けて「パトロール実施証」(昨年から3年ごとの更新)を取得し、初めて乗務資格を得られる。昨年度の巡回回数は631回、走行距離1万2281キロ。燃料費や保険料は協会が負担している。2台目の導入は日本財団の助成プログラムを活用した。

 8日に開催された出発式は和智勉相模原署長ら関係者が出席。田名地区防犯協会の会長は「当初は15人程度でやりくりが大変だった。今では正月を除く毎日午前と午後の2回、活動できるようになった。ボランティアとして細く、長く続けていけたら」と、さらなる意欲を見せた。

 同地区自治会連合会の会長は「1台目は前任会長の大山成男さんが私財で導入した。地域を安全にしたいという、その思いを引き継ぎ、警察や市とも連携して安心な町づくりにつなげたい」と期待した。

 関係者が見守る中、宮司による交通安全祈願やテープカットが行われ、県警の白バイやパトカーとともに巡回に出発した。

 
 

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