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近代のパン発祥の地 横浜、石碑を設置

話題 | 神奈川新聞 | 2016年11月9日(水) 02:00

近代的なパンを初めて市販した内海兵吉のひ孫の幸二さん(左から2人目)も出席した石碑除幕式=横浜市中区日本大通
近代的なパンを初めて市販した内海兵吉のひ孫の幸二さん(左から2人目)も出席した石碑除幕式=横浜市中区日本大通

 日本人による近代的なパンが、横浜市中区で初めて市販された歴史を知ってもらおうと、市綜合パン協同組合と全日本パン協同組合連合会が、発祥の地に近い同区日本大通に石碑を設置し、8日に除幕式を開いた。来年の区制90周年を記念したもので、市綜合組合は「日本に根付いたパン文化を、気持ちを新たにさらに広めたい」と意気込んでいる。

 同組合などによると、欧米諸国との貿易が始まった開港期に、現在の横浜港郵便局付近に幕府が建てた外国人向け日用食品街の一角で、フランス人にパンの製法を習った内海兵吉が1860年に「富田屋」を開いたのが始まり。当初は焼きまんじゅうのようなものができたとされるが、ここから近代日本のパン食文化が始まったという。

 その後、横浜には英国人経営の「ヨコハマベーカリー」が登場し、ここで修業した打木彦太郎が同区元町に「ウチキパン」を開業。現在も英国流の山形食パンを受け継いでいる。

 石碑は御影石製で幅120センチ、高さ60センチ。「近代のパン発祥の地」と題してその由来を説明し、富田屋のフランスパンとウチキパンの英国風山形食パンの写真陶板も添えた。除幕式には兵吉のひ孫に当たる幸二さん(78)=同市旭区=も出席。富田屋で育ち、地下にあった石窯でフランスパンが焼けるいい香りを覚えているといい、「実績に光を当ててもらい、(兵吉も)喜んでいるのでは」と話していた。

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