
巨大な色彩の森をイメージしたアートアニメーション「宙(sora)」が午後5時から8時まで、横浜市立大学附属病院(同市金沢区)の2階ロビーの天井に投影されている。12月3日まで。
夜間の病院をアートミュージアムに仕立て、患者や家族らに非日常体験を通じ元気づける狙い。作品を手掛けたのは、同市在住の現代美術家の曽谷朝絵さん。吹き抜けの空間に映し出された色鮮やかな作品が、ロビー全体を森の空間に変え、患者らを楽しませている。
デザインやコピーライティング(広告文章)の手法を取り入れ、健康維持に関わる課題の解決を目指す同大先端医科学研究センターコミュニケーション・デザイン・センターの取り組みの一環。