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魅力向上目指しアイデア募集 川崎市中原区の等々力緑地

話題 | 神奈川新聞 | 2018年11月19日(月) 11:13

川崎フロンターレの連覇を支えた熱狂的サポーターが集う等々力陸上競技場
川崎フロンターレの連覇を支えた熱狂的サポーターが集う等々力陸上競技場

 等々力緑地(中原区)の魅力向上に向け、川崎市は民間から広くアイデアを募る「サウンディング型市場調査」に乗り出す。さまざまな可能性を秘めながら、相互連携や相乗効果の観点で物足りなさが残る現状を打破しようと、新たな手法に活路を見いだした。首都圏有数の文教・スポーツの拠点へ変貌を遂げることができるのか、市関係者の寄せる期待は大きい。

 サウンディング型市場調査は、民間事業者から広く意見や提案を求める手法。先行自治体では来場者が激増した例や、維持管理費の低減に成功したケースもあるという。

 導入の背景には、スポーツ熱の高まりがある。等々力陸上競技場を本拠とするサッカーの川崎フロンターレがJ1を連覇。とどろきアリーナでは、バスケットボールの川崎ブレイブサンダース、富士通レッドウェーブ、バレーボールのNECレッドロケッツがいずれもリーグ屈指の強豪として存在感を示している。


Bリーグホーム開幕戦に湧くとどろきアリーナ
Bリーグホーム開幕戦に湧くとどろきアリーナ

 2020年東京五輪・パラリンピックで、同市が英国チームの事前キャンプ地となったことも追い風になっている。同年には現在建て替え工事中の硬式野球場も完成する運びだ。

 緑地の魅力はスポーツにとどまらない。多摩川に隣接する緑豊かな環境に加え、文化発信の拠点である市民ミュージアムも立地。あらゆる市民が集える潜在的な価値がある。


文化発信の拠点となる市民ミュージアム
文化発信の拠点となる市民ミュージアム

 そうした魅力的で発信力のあるツールに恵まれた半面、連携面では課題も浮かび上がる。各施設の運営手法は市の直営方式や指定管理者制度などまちまちで、「個別に情報発信しているのが現状。緑地全体でタイアップしていく観点に乏しい」と市等々力緑地再編整備室。じくじたる思いをにじませる担当者が目を付けたのが、サウンディング型市場調査だった。

 市は、緑地全体でコンセプトを統一することが成功への鍵とにらむ。緑地内の一体的な管理運営手法や収益事業のアイデアなどについて、民間資金やノウハウを活用することを視野に事業者から幅広く意見を募る方針だ。

 事業者説明会を経て、年内をめどに提案者と個別対話を実施。来年1月にも提案結果を公表する。提案結果は、21年度から始まる等々力陸上競技場の第2期整備にも最大限反映させていくという。

 福田紀彦市長は6日の定例会見で、「エリア全体をかぶせて何ができるのか、自由な発想で知恵を聞きたい。従来にない取り組みが聞けることを期待している」と述べた。

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