最新号の季刊誌「横濱」の特集は「ハマの市場は楽しい」。横浜市中央卸売市場本場(神奈川区)で毎月第1、第3土曜に催される地域交流事業「一般開放日」などを取り上げる。18日に「横浜市場まつり2018」が開催されるため、11月の一般開放日は休み。
同事業は2008年に始まった。普段は入場できない市場だが、開放日には水産物部が公開され、一般の人でも魚介類などを購入できる。「マグロ解体ショー」「市場探検隊」「地魚の詰め放題」など開放日に実施されるイベントも紹介。同市場の仲卸業者が市場の役割や地魚の魅力を語るコーナーもある。
旬の魚をおいしく食べるこつや魚に含まれる栄養素を関東学院大学の准教授が解説。神奈川新聞で連載し、1冊にまとまった「横須賀佐島 魚行商のおかみさんレシピ」(福本育代さん著)を題材にしている。
長期連載「商店街は面白い」では「横浜中央市場通り商店会」を掲載。同市場内の仲卸が推薦する県産の地魚をおいしく食べられる15店舗の案内や、横浜の市場の歴史をたどる読み物もある。
問い合わせは、神奈川新聞社電話045(227)0850。