
川崎の街をジャズの音色で染める「かわさきジャズ2018」が8日、開幕した。JR川崎駅西口のミューザ川崎シンフォニーホール(幸区)などを舞台に、18日まで内外の一流アーティストの演奏が繰り広げられる。
同ホールでは7日夜、オープニングパーティーが開かれ、出演者や音楽関係者約60人が「ジャズの祭典」の成功を誓い合った。18日にビッグバンドで公演するジャズ・フュージョン界の大物デイヴ・グルーシンさん=米国=は「ジャズを支援してもらい、ありがとう。この祭典の繁栄を願っている」とあいさつ。山田長満実行委員長も「七つの区の151万市民に楽しんでいただけたら」と来場を呼び掛けた。
ともに出演者で、卓越した技術と人気を誇るサックス奏者本田雅人さんと、ピアニストの宮本貴奈さんらが、グルーシンさん作曲の「キャプテン・カリブ」など2曲を演奏し、機運の盛り上げに一役買った。
同ジャズの問い合わせは、実行委事務局電話044(223)8623。