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透かし彫り、象嵌… 江戸~明治の寄せ木名品展示 横浜市歴史博物館

話題 | 神奈川新聞 | 2018年11月4日(日) 14:18

美しい細工が施されたライティングビューローの傍らに立つ金子さん=横浜市歴史博物館
美しい細工が施されたライティングビューローの傍らに立つ金子さん=横浜市歴史博物館

 江戸時代から明治期に、高度な技術で作られた寄せ木細工の作品を集めた「寄木細工 Art&History」が、横浜市都筑区の市歴史博物館で開かれている。日本輸出工芸研究会会長で、半世紀近く寄せ木細工を収集している金子皓彦さん(76)=大和市=のコレクションを中心に、小さな箱から大きな家具まで、さまざまな寄せ木の製品が並ぶ。

 金子さんは20代から国内外を巡り、寄せ木細工を収集している。現在は約10万点の作品を所蔵。会場には、技術の高さが分かる細かな細工を施した150点余りが展示されている。

 見どころは、現存する日本最大の作品というライティングビューロー(書き物机)。明治時代に箱根で作られて輸出されたもので、裏面を含む全体に寄せ木が施され、植物をかたどった透かし彫りや、アサガオや「月に雁(かり)」など日本をイメージさせる象嵌(ぞうがん)が美しい。「大型の作品は輸出用。国内では見つけられることがない」という。

 制作用の道具、作品を手掛けた商店の看板や輸出伝票なども展示。独特の文様を作る技法も図解され、作品の美しさと、職人技の素晴らしさを見ることができる。金子さんは「日本の工芸品は海外にもたくさん残っている。きれいに残っていることが奇跡と思える作品もあるので、1人でも多くの人に見てほしい」と話す。

 11日まで。同日午後2時から、金子さんによる展示解説が行われる。月曜休館。600円。問い合わせは、同博物館電話045(912)7777。

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