
「小田原かまぼこ」として小田原市内に12軒ある各店の味や形、食感といった特徴を知ってもらおうという企画「利きかまぼこ」が3日からの週末を中心に、小田原宿なりわい交流館(同市本町3丁目)で開催される。同交流館の管理運営を担う合同会社まち元気小田原、小田原蒲鉾協同組合の連携で実現した。
市商業振興課によると、3日からの毎週土日と祝日、12月以降の第1・第3の土日に催される。土、日曜(祝日)でそれぞれ6軒のかまぼこが味わえる。
土曜は▽杉清商店▽土岩商店▽鱗吉▽山一蒲鉾店▽わきや蒲鉾店▽鈴廣かまぼこ、日曜(祝日)は▽鈴松蒲鉾店▽山上蒲鉾店▽籠清本店▽伊勢兼商店▽杉兼商店▽丸う田代。参加費は500円で、各日先着20人の限定サービスだ。
名産品の販売促進とともに「かまぼこを入り口に周辺の回遊につなげる」(同課)のが狙い。12軒の場所だけでなく、名所・旧跡を紹介した「食べ歩きグルメマップ」も合わせて同交流館で無料配布する。
また、12軒の屋号と同組合のロゴがデザインされた計13種類の缶バッジのいずれかが当たる通称「かまガチャ」(1回100円)の機械も、交流館と各店舗店頭に設置。当たった缶バッジを店で提示すると、商品との無料交換や割引の特典が受けられる。
問い合わせは同交流館電話0465(20)0515。