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大磯でまち歩き&陶芸品観賞 旧吉田茂邸など52会場

話題 | 神奈川新聞 | 2018年10月27日(土) 02:00

趣向を凝らした陶磁器などが並ぶ鴫立庵=大磯町大磯
趣向を凝らした陶磁器などが並ぶ鴫立庵=大磯町大磯

 まち歩きをしながら趣のある陶芸品を見て楽しむ催し「大磯うつわの日」が26日、大磯町内で始まった。古民家やおしゃれな店舗などをのぞきながら、多くの観光客が秋の大磯巡りを楽しんだ。28日まで。 8回目を迎えることしは、旧吉田茂邸や旧島村藤村邸のほか、工房やギャラリーなど計52会場で開催。町内外から参加した約100人の陶芸家らが腕を振るい、個性豊かな器やオブジェが各会場で展示、販売されている。

 日本三大俳諧道場として約300年の歴史を持つ鴫立庵(しぎたつあん)では「LOVE&PEACE」展と銘打ち、陶芸家白倉えみさん(横須賀市)ら3人の作品を展示。和室や縁側に陶磁器や木工、生け花など計150点が並んでいる。

 小さな人型や猫をかたどった磁器が、白倉さんの作品の特徴。白倉さんが作った陶器にフラワーアーティストのCHAJINさんが秋の草花を使って生け花を挿した作品も。白倉さんは「大磯は穏やかな町。焼き物を見た人がちょっとでも幸せになってくれれば」と話す。


古民家を会場に展示される陶芸品=大磯町西小磯の「365 Field Oiso」
古民家を会場に展示される陶芸品=大磯町西小磯の「365 Field Oiso」

 同町西小磯の古民家では岡村朝子さん、友太郎さんの姉弟による「365日のうつわ展」を開催。「ナチュラルで使い勝手の良さ」(友太郎さん)を追求した約500点が並び、多くの来場者が手に取り買い求めていた。

 「うつわの日」の実行委員長でもある友太郎さんは「器は日々の生活を豊かにしてくれる。町をぐるっと歩いて、いい器に出会ってほしい」と呼び掛けていた。

 
 

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