JR川崎駅東口周辺(川崎市川崎区)の商店街による秋恒例のイベント「いいじゃん・かわさき」が20、21の両日行われ、家族連れなど多くの人でにぎわった。たちばな通り、パレール、仲見世通、東田あべにゅー、平和通り、いさご通りの6商店街でつくる実行委員会の主催で26回目。
自慢の料理を販売する飲食店の出店などが並び、ご当地アイドル「川崎純情小町☆」をはじめ、さまざまなアーティストやグループが多彩なパフォーマンスで祭りを盛り上げた。市役所駐車場の特設リングで行われた女子プロレス「ディアナ」の試合には大勢のファンが駆け付け、声援を飛ばしていた。
勇壮に太鼓を打ち鳴らし、沖縄の伝統芸能エイサーを披露した地元グループ「舞弦鼓(ぶげんこ)」の小原浩輔さん(43)は「韓国料理の出店があり、アイドルのステージがあり、何でも受け入れる『ごちゃまぜ感』が川崎らしい。沖縄出身者も多く、張り切って演舞をさせてもらった」と笑顔で話していた。