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暗闇でアンサンブル 視覚障害のバイオリニスト

話題 | 神奈川新聞 | 2016年11月4日(金) 02:00

視覚障害と晴眼の演奏家が見事なアンサンブルを披露したコンサート=横浜市青葉区・フィリアホール
視覚障害と晴眼の演奏家が見事なアンサンブルを披露したコンサート=横浜市青葉区・フィリアホール

 視覚障害のある世界的バイオリニスト川畠成道さんを迎え、視覚障害と晴眼の演奏家の合同メンバーによるコンサート「ミュージック・イン・ザ・ダーク」が3日、横浜市青葉区のフィリアホールで開かれた。会場を暗闇にして、音だけを頼りにしたアンサンブルを披露。障害の有無を超えたハーモニーが視覚障害の子どもたちを含む約500人の観客に感動と勇気を与えた。

 川畠さん、徳永二男さんの両バイオリニストと、視覚障害のある3人を含む18人の特別編成合奏団が、ビバルディの「四季」などを演奏。途中から暗闇にするなど照明を変化させ、奏者も観客も音に感覚を集中させながら音楽を満喫した。

 横浜市立盲特別支援学校の児童生徒9人らも訪れた。明暗を感じることはできるという高等部1年北本理子さん(15)は「演奏が合っているのにびっくりした。暗い時の方が演奏に広がりと一体感があった」と感嘆。清水隆宏校長も「晴眼の演奏家が障害者の立場になってくれたのは画期的。児童生徒の励みになった」と話した。

 川畠さんも「視覚障害はマイナスばかりではない。共演者みなの心の動きが、あたかも見えるような感覚を覚えた」と、コンサートの成功を喜んでいた。

 コンサートは横浜音祭り2016の一環で、横浜アーツフェスティバル実行委員会が主催した。

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