「キングの塔」の愛称で知られる(横浜市中区)の建設88年を記念し、県は3日、写真展やトークショーなど「米寿記念イベント」を開く。
本庁舎は1928(昭和3)年建設。鉄骨鉄筋コンクリート造りの洋風建築に、和風の塔屋根を載せた「帝冠様式」の先駆的な建物で、96年に国の有形文化財に登録された。
イベントは、建設当時の貴重な姿などが見られる写真展(午前10時~午後7時)や、横浜や本庁舎の歴史に詳しい専門家のトークショー(午前11時半~午後1時)、スタンプラリー(午前10時~午後4時)のほか、高校生による和太鼓や吹奏楽の演奏会も行われる。
本庁舎正面の柵や植栽に米寿記念の特別なイルミネーションを施し、ライトアップする。点灯式は午後5時15分から。スケジュール詳細は県ホームページ。