
川崎市バスのキャラクター「かわさきノルフィン」の衣装デザインコンテストの表彰式が8日、川崎区の飛鳥ドライビングカレッジ川崎で開かれた。入賞した7作品が描かれたラッピングバスもお披露目された。
ノルフィンが登場して10周年になるのを記念し、「10周年記念パーティーに出かけるノルフィンの衣装」をテーマに募集。約850件の応募の中から、同区在住の会社員山本夏海さん(30)の「だいすき♥かわさき」がグランプリに選ばれた。
山本さんは、市のブランドメッセージのマークや「音楽のまち」を衣装で表現し、市民の花・ツツジで飾った。通勤で市バスを利用しており、「ラッピングバスに乗車するのが楽しみ」と喜んだ。
準グランプリの一人で、中原区に住む市立苅宿小5年の加藤里菜さん(10)は「足が楽器になっているのがポイント」と解説した。入賞作品は「かわさきノルフィン×ハローキティ」コラボラッピングバスの車体にパーティーに向けて行進しているように描かれた。
表彰式は「市バス 安全・安心フェスタ」の中で行われた。
他の入賞者は次の通り。(敬称略)
▽準グランプリ 船田佳織(中原区)
▽市長特別賞 菅野純平(幸区)、パク・ミヒ(川崎区)
▽交通局長賞 田村勇志(宮前区)、佐々木春人(市外)