県立横須賀高校の創立110周年を記念し、音楽家として活躍する卒業生を集めたイベント「Music Festival 2018」が8日、横須賀芸術劇場(横須賀市本町)で開かれる。入場無料。
イベントには、バークリー音楽大映画音楽科を首席で卒業し、映画やドラマの作編曲家として活躍するサクソフォン奏者の小林洋平さん、国内外で活躍するオペラ歌手の宮本史利さん、指揮者の上野正博さんらが出演する。
また、スペシャルゲストとして東京佼成ウインドオーケストラコンサートマスターの田中靖人さんが現役の同校吹奏楽部と共演するほか、同校出身の母親を持つソプラノデュオ「山田姉妹」も歌声を披露する。
同窓生でつくる実行委員会の主催。委員長を務める同校朋友会会長の大竹英恵さんは「生徒たちを育ててくれた地域への恩返しも込めて企画した。卒業生だけでなく、多くの方々に楽しんでほしい」としている。
同校は1908年に開校。卒業生には、ノーベル賞受賞者の小柴昌俊さんや画家で文化功労者の島田章三さん、小泉純一郎元首相らがいる。
イベントは午後2時開演で、午後8時半ごろ終了。申し込み不要。問い合わせは朋友会電話046(876)7266。