二輪車事故の撲滅やライダーの安全意識の向上を訴えようと、二輪車によるパレードが23日、横須賀市内で行われ、約150台が走行した。
秋の全国交通安全運動(21~30日)に合わせた「市民総ぐるみ交通安全二輪車パレード」と銘打った催しで17回目。二輪車の整備・販売店主らでつくる「横須賀二輪車安全普及協会」(森雄一会長)が主催し、行政や警察など関係団体が協力した。
ヴェルニー公園(同市汐入町)で出発式が行われ、全員で交通事故の犠牲者に黙とうをささげた後、参加者を代表し高校2年生の中村優太さんと濱本雄二郎さん=ともに16歳で市内在住=が「地域、家庭、学校、職場から交通事故を出さない、安全で快適な車社会の実現を目指そう」と安全宣言を読み上げた。
ライダーらは「交通安全」のゼッケンを付け、県警の白バイ隊らに先導されながら出発。南北に分かれて走った。