今後は5月28日、6月4日に
JAセレサ川崎が地場野菜をドライブスルー形式で販売するサービスを、直営の大型農産物直売所「セレサモス宮前店」(川崎市宮前区)で始めた。新型コロナウイルスの感染を心配する買い物客のため、店員が注文を受けた商品を車に載せる。
JAセレサ川崎は4月9日から、同店の営業時間を午後6時までから、午後3時までに早めた。時短営業で、混雑する店内を敬遠したり、買い物できなかったりする客のために、ドライブスルー方式を企画した。
販売するのは、▽10種類程度の野菜の詰め合わせ(2千円)▽市内産の農畜産物を使った5種類程度の総菜セット(千円)▽JAセレサ川崎で精米した米2キロ(同)-の3種類。販売日2日前の午後4時までに電話で注文する。
初日の今月21日には早速、予約客が車で同店の駐車場を訪れ、助手席やトランクに商品を載せてもらった。同店の常連という無職原芳憲さん(73)=同市中原区=は「3密(密閉、密集、密接)を回避できていい」と新たなサービスを喜んだ。
ドライブスルー方式は今後、28日と6月4日に実施。28日には同店と「セレサモス麻生店」(同市麻生区)で、リサイクルプランターとヒマワリの種を、それぞれ先着450人にプレゼントする。予約・問い合わせは、JAセレサ川崎販売統括センター電話044(877)2220(平日)。