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【バスストップ】東急・城01系統(6)吉田口 セルロイドで脳活も

話題 | 神奈川新聞 | 2018年9月7日(金) 17:32

懐かしい国産のセルロイド玩具を手にする岩井館長(左)と佐藤副館長=横浜市港北区のセルロイドハウス横濱館
懐かしい国産のセルロイド玩具を手にする岩井館長(左)と佐藤副館長=横浜市港北区のセルロイドハウス横濱館

 今年は世界初の合成樹脂(じゅし)セルロイドが米国で発明されてから150周年。明治維新(いしん)と同い年だ=6月18日の特報面に掲載。

 バス停近くに、セルロイドの製品や資料を10万点以上も収集する研究施設(しせつ)「セルロイドハウス横濱(よこはま)館」(横浜市港北区高田東)がある。かつて合成樹脂の開発支援(しえん)などを行っていた研究所の建物をそのまま利用した。

 資料の一部は観覧でき、研究者に貸し出しも。変わった例では、1958~64年の東京を描いた映画「ALWAYS(オールウェイズ)三丁目の夕日」シリーズの小道具として、容器類や乳児の頭上で回す玩具(がんぐ)が“出演”した。館長の岩井薫生(いさお)さん(81)は、絵柄(えがら)が水色とピンクの二つの洗面器を記者に示した。自動車整備工を演じた女優の堀北(ほりきた)真希(まき)さんに両方を渡し、好みの方を映画で使ってもらったと言い、「どちらが選ばれたと思いますか?」。記者がピンクを指さすと、当たりだった。「私は水色の方が推(お)しだったのですが…」と岩井さん。製品としては水色の方が良さそうだが、色合いではピンクの方が女性に好まれそう。

 セルロイドは最初、米国でビリヤードの玉の素材に使われた。副館長の佐藤功(いさお)さん(76)は「ガラス電球の内側を玉の型に使ったとの説もありますが、発明年代からみて疑問です」。今も研究テーマに事欠かない。

 時には医師が軽度の認知症(にんちしょう)の患者(かんじゃ)さんを連れて来館。懐(なつ)かしいセルロイド製品を脳活に使う試みだ。原料の樟脳(しょうのう)に由来するのか、ツンとするにおいが「昔の日本」を呼び起こす。土曜のみ開館。観覧は予約制。問い合わせは同館電話045(549)6260。 

次回は「高田交差点」
(小学校高学年向けに、難しい漢字にふりがなを振りました)
【2018年7月12日掲載】

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