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【バスストップ】東急・城01系統(1)綱島駅 踊りで二つの夢追い

話題 | 神奈川新聞 | 2018年9月7日(金) 17:11

ダンス練習に励む子どもらには、プロ志望者も多い=横浜市港北区の「ダブルドリーム」
ダンス練習に励む子どもらには、プロ志望者も多い=横浜市港北区の「ダブルドリーム」

 バス停から徒歩数分、今年で創立15年のダンス教室「ダブルドリーム」の綱島スタジオ(横浜市港北区綱島西)がある。市内では5月のザよこはまパレード(国際仮装行列)で主催(しゅさい)者フロートの演出や出演を手掛(てが)け、夏のダンスコンテスト「ハマこい」では大賞に3度。昨年は市の要請(ようせい)を受け中国で親善公演を行い、現地で喝采(かっさい)を浴びた。

 テーマパークダンサーを養成する市内唯一(ゆいいつ)のスタジオと聞き、取材を申し入れると金曜の夕方を勧(すす)められた。18~20歳ぐらいの生徒がレッスンしているのかと想像したが、この時間に踊っていたのは市北部から通う約10人の小学生だった。「小学生の頃(ころ)からプロを目指す子も多いです」と劇団四季OBで同スタジオ主宰(しゅさい)の伊藤大輔(だいすけ)さん。振付師のWAKAKO(ワカコ)さんと指導に当たる。

 毎回1時間でバレエの基礎(きそ)と、ターンや足上げなどの技術を練習し、最後にオリジナルの振り付けで踊る。小学3年の岩崎杜奈(もりな)さん(8)は将来「ミュージカルスターになりたい」、小6の中村菜結(なゆ)さん(12)は「プロダンサーを目指す」と言い、2人は「レッスンは疲(つか)れるけど楽しい」と口をそろえた。

 中学からは大人のクラスに入り、本格的にプロを目指す。WAKAKOさんは「生徒が巣立つのはうれしい半面、寂(さび)しさもあります」。伊藤さんは「『ハマこい』で4度目の大賞受賞など目の前の夢に加え、『ダブルドリーム』を生の舞台(ぶたい)の感動を届けるチームにして、共に活動する仲間をつくりたい」と二つ目の夢を掲(かか)げ、子どもらを育てている。問い合わせは同スタジオ電話045(511)1015。

次回は「別所」
(小学校高学年向けに、難しい漢字にふりがなを振りました)
【2018年6月7日掲載】

 
 

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