平塚市は27日、市博物館の天井からモルタル片が剥がれ落ちているのを職員が発見した、と発表した。けが人はなかった。同館は28日から当面、休館する。
同館によると、25日午後4時ごろ、2階から3階につながる職員用階段の踊り場部分で、モルタル片が見つかった。天井には約1メートル四方の穴が開いていた。
館内を総点検したところ、展示スペースの全ての階段で、同様にモルタルが剥がれやすい状態になっていた。
改修工事などが終わるまで休館するため、再開時期は未定。9月9日まで開催予定だった特別展「火星~赤い惑星のひみつ」など、野外行事を除く全ての催しを中止する。